4月23日: VN指数は続落 (VN-Index -1.08%)
- 本日の取引は、昨日とは対照的に穏やかに始まった。
- 寄り付き直後は昨日終値付近で推移したが、すぐに悲観が広まって指数は下落を始めた。
- 銀行と不動産セクターが市場全体の重しであった。
- 午後にかけて売り圧力の拡大に伴いさらに下落、午前の上昇を打ち消した。
- 117銘柄が上昇、360銘柄が下落、57銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は昨日から9.4%上昇したが、17.4兆ドンと依然として低かった。
VN30指数の下げは比較的小幅 (VN-30 -0.52%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、6銘柄が上昇し、残りの24銘柄が下落した。
- FPT (+1.81%)、MWG (+2.47%)、TCB (+2.10%)が指数を支えた主な銘柄であった。
- 一方で大きく下落したのはBCM (-4.17%)、CTG (-2.48%)、GVR (-3.83%)、MBB (-2.65%)、MSN (-3.29%)、VHM (-3.02%)、VIC (-2.38%)など多岐に渡った。
セクター・個別株の動き
- TCB (+2.10%)は2024年第1四半期の税引き前利益が7.8兆ドン(前年同期比+39%)と好調であったと公表し、株価は一日を通して大幅な上昇を維持した。
- FPT (+1.81%)は同社がAI産業の発展においてエヌビディアと戦略的パートナーシップを締結したことを発表し、その後に上昇幅を広げた。
- 外国人投資家は2960億ドンの売り越しであった。VHM (-3.02%)に売りが集中した一方で、HPG (-1.43%) 、MWG (+2.47%)が主に買い越された。
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04月23日ベトナム証券市場ニュース_JP