4月25日: VN指数は荒い値動きで推移 (VN-Index +0.48%)
- 昨晩の米国市場が続伸した良好な流れを受け、VN指数も上昇して取引を開始した。
- 米国側は中国と協議中と語った一方、中国側がそれを否定。情報が交錯する中、ベトナム市場は一進一退の推移となった。
- ただ、後場には中国による米国製品への一部関税免除が報じられた。これを受け、対米姿勢の軟化がマーケットに好感され、指数は引けにかけて上昇した。
- セクターでは、不動産や資本財・サービス、食品飲料が大きく上昇した。
- 256銘柄が上昇、220銘柄が下落、91銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は20.7%増の20.3兆ドンとなった。
VN30指数は終盤に回復 (VN-30 +0.42%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は15銘柄が上昇、13銘柄が下落、2銘柄が変わらずとなった。
- VIC(+6.86%)、VJC(+6.18%)、VNM(+3.55%)が上昇をけん引。
- SSB(-2.69%)、STB(-2.61%)、LPB(-2.12%)は2%超の下落となった。
セクター・個別株の動き
- VNM(+3.55%)は本日の午後、株主総会を開催した。同社は開発投資基金を2024年末時点で約7兆ドンの積み立てていたが、税引後利益の10%を同資基金に配分する規制を撤廃すると発表した。
- PLX(+1.78%)は本日の午前、株主総会を開催した。2025年の業績目標は連結総売上高248兆ドン(前年比13%減)、連結税引前利益3兆2,000億ドン(同19%減)と控えめに設定された。
- 外国人投資家はFPT(+0.36%)、VIC(+6.86%)、STB(-2.61%)を中心に5,920億ドンを売り越した。一方、HPG(+0.39%)が最も買い越された。
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04月25日ベトナム証券市場ニュース_JP