4月5日: VN指数は世界的な株安の影響を受け下落 (VN-Index -1.04%)
- VN指数は前日終値を大きく下回った水準で取引を開始。米FRBによる利下げ見通しが後ずれする懸念から世界的に株価が下落し、ベトナム株式市場にも波及した。
- 取引序盤では大型株が相場全体の重しとなり、投資家心理の悪化から指数は一段と下げ幅を広げた。
- 鉱業セクターにおける個別銘柄の急騰が、相場の急落を食い止めた。
- 後場には市場は安定し、回復するかと思われた。しかし、ATCセッションでの大口な売り注文により、指数は再び本日の最安値付近まで引き戻された。
- 再び売り優勢に傾き、116銘柄が上昇、381銘柄が下落、57銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は5.4%増の25.1兆ドンとなった。
VN30指数は市場全体の重しに (VN-30 -0.78%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、2銘柄が上昇、26銘柄が下落、2銘柄が変わらずとなった。
- 主な下落銘柄は多く、特に目立ったのはGVR (-4.83%)、VRE (-2.37%)、SSI (-2.26%)、VIB (-2.16%)、MSN (-2.04%)などだった。
- 大幅な上昇はなかった。
セクター・個別株の動き
- HDB(0.00%)は2023年の現金配当10%、株式配当15%を発表した。また、2024年の純利益目標を15兆8520億ドン(前年比+22%)に設定した。
- POM(-6.90%)は、HoSEが情報開示違反を理由に上場廃止を決定したため、3セッション連続で下値を更新した。
- 外国人投資家の買い越しと売り越しはほぼ同額で、本日は250億ドンの買い越しとなった。NVL(+4.57%)とMWG(+0.59%)が最も買い越された銘柄だった。一方、売り越し上位銘柄はVHM(-0.12%)がトップで、PVD(-1.94%)、FUESSVFLが続いた。
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04月05日ベトナム証券市場ニュース_JP