5月24日: VN指数は大幅に調整 (VN-Index -1.49%)
- 本日のVN指数は下落して取引を開始した。昨晩発表された米経済指標が堅調だったことで利下げ期待が後退。これによる世界的な株安の影響が、ベトナム市場にも波及した。
- それでも前場には買戻しの動きがみられ、指数は一時的に回復した。
- ただ、市場心理は上昇に対し依然として懐疑的で、後場には再び売りに転じた。
- セクター別では、化学と石油ガスセクターのみが上昇した。
- 93銘柄が上昇、364銘柄が下落、43銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は前営業日比52%増の35.4兆ドンであった。
VN30指数は足を引っ張った (VN-30 -1.63 %)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、4銘柄が上昇し、25銘柄が下落、1銘柄が変わらずだった。
- BCM(-4.21%)、FPT(-4.07%)の下げ幅が大きかった。
- 上昇したのは、ACB(+2.81%)、GVR(+2.54%)、PLX(+1.74%)、STB(+0.53%)のみ。
セクター・個別株の動き
- ITA(+6.88%)は、関連会社及び取締役会長であるダン・ティ・ホアン・イェン氏が株式購入登録をしたことで注目された。保有株は7311万株(定款資本の7.79%)から、1億1109万株(定款資本の11.84%)に増加する見通し。
- FTS(-3.40%)は増資のため、85.8百株を発行したことを発表した。
- 外国人投資家は1.5兆ドンの売り越しとなった。FPT(-4.07%)を筆頭に、MWG(-2.42%)やMBB(-1.54%)が大きく売り越された。一方、買い越しはFUEVFVND (-1.30%)がトップだった。
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05月24日ベトナム証券市場ニュース_JP