5月29日: VN指数は大型株を中心に反落 (VN-Index -0.71%)
- VN指数は昨日の好調な流れを引き継ぎ、上昇して取引を開始させた。
- 流動性は昨日より増加したが売り方が強く、大型株を中心に下落して推移した。
- 後場になっても市場は回復せず、軟調な展開となった。中小型株の一時的な買戻しは見られたものの、引けにかけて下落幅は拡大した。
- セクター別では、旅行・レジャー、自動車・部品、ヘルスケア、公益セクターのみが上昇した。
- 182銘柄が上昇、260銘柄が下落、61銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は前日比+15.5%の25.4兆ドンであった。
VN30指数は昨日の上昇分を相殺 (VN-30 -1.21 %)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、2銘柄が上昇し、27銘柄が下落、1銘柄が変わらずとなった。
- 特に下落したのは、BVH(-2.98%)、HDB(-2.90%)、STB(-2.08%)だった。
- 上昇したのは、POW(+0.80%)、GAS(+0.37%)の2銘柄のみだった。
セクター・個別株の動き
- GAS(+0.37%)は本日、2024年年次株主総会を開催した。2024年の事業計画は、連結売上高70.7兆ドン(2023年実績比-22%)、税引後利益5.8兆ドン(-51%)と、控えめだった。一方、約13.8兆ドンの配当計画を提示し、投資家からの注目を集めた。
- VGC(-1.77%)は本日、2024年年次株主総会を開催した。2024年の事業計画は、連結売上高は2023年実績に比べ微増となる13.4兆ドン、税引前利益は31%減の1.1兆ドンと設定された。
- 外国人投資家は1.7兆ドンの売り越しとなった。外国人投資枠に空きが出たFPT(-0.95%)に買いが集中した。一方で、CTG(-1.71%)やHPG(-1.89%)に売りが集中した。
________________________________
ディスクレイマー
このニュースは、投資の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的として作成したものではありません。投資に関する決定はご自身の判断でなされますようにお願い申し上げます。このニュースは、信頼できると考えられるFiinProという情報源に基づいて作成されていますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。このニュースは、Japan Securities Co.、 Ltd (JSI)から直接提供するという方法でのみ配布いたしております。このニュースのいかなる部分も一切の権利はJSIに帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします。
05月29日ベトナム証券市場ニュース_JP