5月30日： VN指数は下落も引け前に小反発(VN-Index -0.50%）

• 本日のVN指数は昨日から続く売りの勢いにアメリカ市場の影響が加わり、前日終値を大きく下回って開始した。
• 大型株が指数全体の足を引っ張った。小型株は一方で堅調に推移していたが、それらの銘柄も市場全体の動きに逆らえずに更なる指数の下落を起こした。
• 売り圧力は午後に入り弱まり、一転して押し目買いを狙う動きが強まった。
• 小売セクターがその反発に寄与したが、プラスに転じるほどの上昇とはならなかった。
• 156銘柄が上昇、277銘柄が下落、70銘柄が変わらずとなった。
• 流動性は前営業日比+1.5％の25.8兆ドンであった。

VN30指数はわずかに早く回復 (VN-30 -0.37 ％)

• 大型株で構成されるVN30 指数は、8銘柄が上昇し、21銘柄が下落、1銘柄が変わらずとなった。
• MSN (+2.93%)、MWG (+3.80%)、GVR (+3.15%)、POW (+1.99%)の上昇が顕著であった。
• VIC (-2.82%)、VRE (-2.48%)、MBB (-2.02%、SAB (-1.98%)、BID (-1.85%)など多くの銘柄が下落したが、急落した銘柄は見られなかった。

セクター・個別株の動き

• PSH (-6.88%)は4人の投資家が株価操縦を行ったために罰金を命じられたことからストップ安となった。
• HQC (+1.67%)はロンアン省でのAn Phu Sinh Residential Area projectに追加で1兆ドンの投資を計画していると明かした。当プロジェクトは14.7ヘクタール、1.4兆ドン規模であり、すでに建設許可は承認されている。
• 外国人投資家は1.35兆ドンを売り越した。MBB (-2.02%)、FPT (-0.52%)、VND (-1.92%)に売りが集中した一方で、PVT (+2.49%)、 TCB (+0.65%)は買い越しを記録した。

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05月30日ベトナム証券市場ニュース_JP