6月13日: VN指数は1300ポイント付近で足踏み (VN-Index +0.10%)
- 昨日発表された米CPIは市場予想を下回り、米国市場は堅調に推移。これを受け、VN指数は前日から大きく上昇して始まった。
- しかし、FRBによる利下げ開始時期の後退懸念は、投資家心理を慎重にさせ、徐々に指数は下げていく展開となった。
- 1300ポイントを上回った後はこの水準を挟み、小刻みの動きとなった。
- その後変動幅は多少大きくなったものの、後場も同じような展開が続いた。
- 多くのセクターが調整している中で、銀行セクターが一貫してけん引した。
- 246銘柄が上昇、187銘柄が下落、77銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は昨日とほぼ変わらず、23.0兆ドンであった。
VN30指数も足並みそろえて小幅高 (VN-30 +0.15%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、14銘柄が上昇し、15銘柄が下落、1銘柄が変わらずとなった。
- 銀行セクターが総じて好調であり、ACB (+1.02%)、CTG (+1.19%)、MBB (+1.95%)、SHB (+1.69%)、TPB (+2.98%)などが上昇を記録した。
- FPT (-1.52%)、GVR (-1.12%)、PLX (-2.09%)、SAB (-2.09%)などが主な下落銘柄であった。
セクター・個別株の動き
- MSN (+1.03%)の手掛けるインスタント麺がEUでの制限リストから外されることが明らかに。これを受け、同社株式は上昇した。
- NLG (+1.38%)は社債の発行により、子会社2社に計5500億ドンの資本投入を計画していることが明らかになった。
- 外国人投資家は1.41兆ドンを大きく売り越した。FPT(-1.52%)に引き続き利益確定と思われる売りが集中した一方で、MBB (+1.95%)は大きく買い越された。
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06月13日ベトナム証券市場ニュース_JP