6月25日: VN指数は小幅高 (VN-Index +0.19%)
- 昨夜の米国市場の上昇に倣い、昨日の急落とは対照的にVN指数は前日終値を上回って開始した。
- しかし、流動性の伴わない慎重な相場展開の中で、方向感が定まらない推移が続いた。
- 情報技術セクターは一時大幅に上昇したが、その後利益確定と思われる強い売りの的となった。一方で不動産、銀行、金融セクターは上昇し、市場全体を支えた。
- 午後も同様の展開が続いた。銀行セクターは反落したが、物流関連株が代わりに上昇して埋め合わせた。
- 238銘柄が上昇、161銘柄が下落、81銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は昨日から下落。32.2%増の21.5兆ドンとなった。
VN30指数市場の動向を下回る (VN-30 -0.08%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、14銘柄が上昇し、9銘柄が下落、7銘柄が変わらずだった。
- VRE (+6.77%)がストップ高を記録し、(+1.82%)、BCM (+1.78%)、HDB (+1.12%)がその上昇に続いた。
- 好調な銘柄はあったものの、SSB (-6.42%)、BID (-1.78%)、FPT (-1.59%)、SAB (-1.46%)などが下落し、指数全体を引き下げた。
セクター・個別株の動き
- GMD (+1.22%)は株主総会の中で、地政学的リスクが影響し、2024年も航空運賃は上昇を続けるとの見方を示した。これが好感され、HAH (+6.89%)、VSC (+3.33%)、VOS (+4.59%)といった物流関連株が上昇した。
- GEG (+1.45%)は2024年度の売上目標を3.1兆ドン(前年比+38%)、税引き前利益を3350億ドン(+72%)に設定したことを明らかにした。同社は再生可能エネルギー関連のプロジェクト戦略に注力する。
- 外国人投資家は7070億ドンの売り越し。顕著な買い越し銘柄はVCI (+2.64%)のみだった一方、外国人の売りは主にFUEVFVND、FPT (-1.59%)、MWG (0.00%)に集中した。
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06月25日ベトナム証券市場ニュース_JP