6月5日： VN指数は変わらず (VN-Index +0.06%）

• VN指数は旺盛な買い方の動きを受け、上昇して取引を開始した。1290p付近にある抵抗帯の突破が試されたものの、強い売り圧力にさらされた。
• 食品飲料、情報技術、不動産セクターが相場をけん引し、前場はプラスが維持された。
• 一方、後場は売り圧力が強くなり、指数は昨日の終値付近まで後退した。
• 銀行、化学、資本財・サービスセクターが下落に転じ、相場全体の重しとなった。
• 189銘柄が上昇、236銘柄が下落、81銘柄が変わらずとなった。
• 流動性は1.2％増の24.0兆ドンだった。

VN30指数は市場の重荷に (VN-30 -0.10％)

• 大型株で構成されるVN30 指数は、13銘柄が上昇し、14銘柄が下落、３銘柄が横ばいとなった。
• SAB（+6.84%）、VNM（+3.79%）、BVH（+3.05%）が大きく上昇した。
• 一方、MWG（-2.82％）、POW（-1.79％）、MBB（-1.33％）は足を引っ張った。

セクター・個別株の動き

• VNM (+3.79%)は、社内組織であるPlatinum Victory PTE. Ltd.の株式売買報告書を公開した。同ファンドは同社株式を約2,090万株購入し、保有比率を10.62％から11.62％に高める計画。取引は6月10日から7月9日まで実施される見通し。
• MWG（-2.82％）は、グエン・ドゥック・タイ会長の株式取引に関する通知を開示した。報告書によると、同会長はMWGの200万株を売却登録し、持ち株比率を2.424％から2.287％に引き下げる。取引は6月7日から7月5日まで行われる見通し。
• 外国人投資家は380億ドンの買い越し。MSN（+0.77％）とVNM（+3.79％）はともに1000億ドンを超える買い越しとなった。一方、MWG（-2.82％）、KDH（-1.20％）、VHM（-0.25％）が大きく売り越された。

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06月05日ベトナム証券市場ニュース_JP