6月6日: VN指数は取引終盤に反落 (VN-Index -0.06%)
- 昨日と同様、VN指数は勢いよく上昇して取引を開始した。
- ATOセッション終了後はポジション調整とみられる売りがみられ、指数は後退。ただ、前場は常にプラスで推移した。
- 後場、特に大型株を中心に上値を追う展開がみられた。しかし、薄商いの中で市場は失速し、取引終盤には下落に転じた。
- セクター別では旅行・レジャーや保険セクターが足を引っ張った一方で、メディアセクターが支えとなった。
- 200銘柄が上昇、224銘柄が下落、80銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は7.7%減の22.2兆ドンとなった。
VN30指数は辛うじてプラスに (VN-30 +0.20%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、12銘柄が上昇し、10銘柄が下落、8銘柄が横ばいとなった。
- 上昇銘柄ではSTB(+3.72%)やSHB(+2.60%)が目立った。
- VNM(-1.90%)は昨日VN30指数のけん引役だったが、本日は最も売られた。
セクター・個別株の動き
- APH(+6.86%)は、子会社であるAAA(+1.70%)がTCB(+1.05%)から資本を借り入れるのに際し、保証することを承認した。なお、保証額は2000億ドン相当。
- GMD(0.00%)は近頃、2024年株主総会資料の公表に伴い、約3兆ドンの増資計画を発表した。調達される資金のうち、2.2兆ドンは固定資産の購入、2306億ドンは銀行ローンの返済、残りは子会社への資本拠出に用いる。
- 外国人投資家は7430億ドンの売り越し。目立った買い越し銘柄が乏しい中、FPT(-0.36%)やTCB(-1.05%)が大きく売り越された。
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06月06日ベトナム証券市場ニュース_JP