7月10日: VN指数は反落 (VN-Index -0.60%)
- VN指数は上昇して開始し、前場では前日終値付近を支持線として数度反発しながら推移していく展開となった。
- 中小型株が大型株の下落を打ち消す形で上昇したため、VN指数とVN30指数のの値動きはそれぞれ乖離していった。
- 前場では好調な推移だったものの、心理的な抵抗線として意識されている1300ポイントに接近していたため、売り圧力が次第に優勢となって下落した。
- 石油ガス、自動車・部品セクターのみが上昇を記録したが、下落セクターは情報技術、小売、化学セクターをはじめとして多岐にわたった。
- 151銘柄が上昇、299銘柄が下落、65銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は昨日とほぼ同等の21.8兆ドンであった。
VN30指数は市場全体の重しとなる (VN-30 -0.82%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、6銘柄が上昇し、23銘柄が下落、1銘柄が変わらずであった。
- GVR(-2.63%)が最も下落し、それに続いてFPT (-2.55%) 、MWG (-2.40%)などが下落した。
- PLX(+1.20%)が唯一1%を超える上昇を記録した。
セクター・個別株の動き
- HHV (+0.00%)が2024年上半期の業績予想を発表した。同社はこの期間の売上が1.47兆ドン(前年同期比+28%)、税引き後利益が2110億ドン(同+15%)となると予想している。
- ホーチミン証券取引所はITA(-4.67%)が期限内に2023年の監査済み財務諸表を提出しなかったため、今月16日から午後のみの取引とすることを明らかにした。
- 外国人投資家は1.04兆ドンの売り越し。MBB (+0.65%)は1000億ドンを超える買い越しを記録した一方で、最も売り越されたFPT (-1.50%)にMWG (-2.40%)などが続いた。
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07月10日ベトナム証券市場ニュース_JP