7月12日： VN指数はもみ合いの末、小幅安 (VN-Index -0.24%）

• 昨日発表された米国CPIが予想を下回り、FRBによる年内の利下げが確実視されたことにより、本日のVN指数は前日終値を上回って開始した。
• しかしその結果は国内投資家の投資意向には影響せず、昨日までの方向感のない展開が続いた。資金の流入が大幅に減少し、指数は前場中に下落し始めた。
• 後場では上昇に転じようとする動きがみられたものの、結果的に下落を記録したまま取引を終えた。
• FPT (+0.60%)、GVR (+2.57%)に底値圏での買いが入ったほか、ビングループ関連企業が下支えした。
• 140銘柄が上昇、298銘柄が下落、76銘柄が変わらずとなった。
• 流動性は17.9％下落し、15.2兆ドンとなった。

VN30指数は市場全体に倣う展開 (VN-30 -0.34％)

• 大型株で構成されるVN30 指数は、9銘柄が上昇し、16銘柄が下落、5銘柄が変わらずであった。
• VIC (+1.58%)、GVR (+2.57%)のみが1％を超える上昇を記録した。
• BVH (-1.30%)、HPG (-1.21%)、MSN (-1.32%)、PLX (-1.07%)などの多くの銘柄が下落したが、下落幅はそれぞれわずかであった。

セクター・個別株の動き

• ブルームバーグがビンファストのインドネシアでの工場建設にかかる2.5億ドルの借り入れを報じ、VIC (+1.58%)は上昇に転じた。
• TNG (+1.99%)は本日が8％の株式配当の権利落ち日であった。
• 外国人投資家は7620億ドンの売り越し。VHM (+0.13%)、MWG (0.00%)はよく売られた一方で、買いが集中した銘柄は見られなかった。

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07月12日ベトナム証券市場ニュース_JP