7月15日: VN指数は終盤にかけて下落 (VN-Index -0.07%)
- VN指数は上昇して今週の取引を開始し、約1時間は上昇が続いた。
- しかし、その後は取引終了まで下落基調となった。主に、トランプ前大統領の再任を睨んだドル高警戒や、本日発表された中国の第2四半期GDPが予想を下回ったことなどが嫌気された。
- ただ、1,275pt付近では強い買い戻しの動きも確認された。
- セクター別では、メディア、石油ガス、ヘルスケアなどが全体を下支えした。
- 167銘柄が上昇、262銘柄が下落、86銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は6.6%下落し、14.2兆ドンとなった。
VN30指数は市場全体の重しに (VN-30 -0.31%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、10銘柄が上昇し、16銘柄が下落、4銘柄が変わらずであった。
- VRE(-1.93%)を筆頭に、VHM(-1.30%)やVIC(-0.96%)といったビングループ関連銘柄の売りが目立った。
- その一方で、PLX (+3.67%)やBCM (+3.38%)、VJC (+2.16%)などが指数を支えた。
セクター・個別株の動き
- ビングループ傘下のビンファストは12日、米国の工場稼働開始を2028年に先送りすることを発表。マクロ的な逆風を念頭に置き、慎重な事業計画に改めた。
- PC1(+3.25%)の関連会社、Western Pacificによる工業団地プロジェクト2件が承認された。総投資額は4兆5,000億ドン、規模は合計357ヘクタール。
- 外国人投資家は1兆6,745億ドンの売り越しとなった。買い越しではTNH(+1.43%)が目立った。売り越しではHDB(+1.04%)やSTB(0.00%)などが目立った。
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07月15日ベトナム証券市場ニュース_JP