7月16日: VN指数はどうにか上昇 (VN-Index +0.11%)
- VN指数は米国市場の週明けの取引の結果を受けて上昇して開始した。
- トランプ前大統領の再選の可能性が高まったことで世界的に金融株が上昇しており、本日のベトナム市場でも金融セクターの上昇し、けん引した。
- 午後には徐々に上昇幅を縮小させて前日終値まで一度迫ったものの、最終的には上昇を記録したまま取引を終えた。
- ヘルスケア、メディア、銀行セクターが上昇に寄与した一方で、旅行・レジャーセクターがその重しとなった。
- 211銘柄が上昇、215銘柄が下落、89銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は15.2%上昇し、16.4兆ドンとなった。
VN30指数は市場全体をけん引 (VN-30 +0.42%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、15銘柄が上昇し、10銘柄が下落、5銘柄が変わらずであった。
- MBB (+2.17%)は外国人投資家により活発に取引され、最も上昇を記録し、BCM (+1.93%)、HDB (+1.43%)が続いた。
- その一方で、POW (-1.97%)、PLX (-1.88%)が主に下落した。
セクター・個別株の動き
- QNP (+6.89%)は2024年第2四半期の業績を明らかにした。売上は3320億ドン(前年同期比+51%)を超え、税引き前利益は550億ドン(同+39%)であった。同社によると、クイニョン港における同期間の貨物量は316万トンであり、前年同期比で43%増加した。
- VND (-1.54%)は配当の支払いのために3億446万株を発行した。この発行と既存投資家数名への株式の売却により、同社の資本金は152.23億ドン近くにのぼり、SSI(+0.29%)を抜いて最も資本金額の大きな証券会社となる。
- 外国人投資家は2,370億ドンの売り越しとなった。買い越しではNLG(+0.46%)が目立った。一方でMWG(-0.31%)が最も大きな売り越しを記録した。
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07月16日ベトナム証券市場ニュース_JP