7月17日: VN指数は大幅に下落 (VN-Index -0.98%)
- VN指数は上昇して開始した後、すぐに前日終値のラインを割り込んだ。買い戻しの動きも見られたが、前場はマイナス圏での推移となった。
- 銀行セクターの大幅な上昇が相場の支えとなったが、その他のセクターの急落によって足を引っ張られた。
- 後場、ボラティリティが上昇。買い戻しの動きが徐々に見られたが、利益確定とみられる売りが殺到し、相場は大きく下落した。ただ、底値拾いの動きも強く、取引終盤には幾分の回復がみられた。
- 銀行セクターを除き、多くのセクターが下げ幅を広げた。
- 109銘柄が上昇、369銘柄が下落、33銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は78.6%上昇し、29.3兆ドンとなった。
VN30指数はプラス幅を維持 (VN-30 +0.16%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、9銘柄が上昇し、17銘柄が下落、4銘柄が変わらずであった。
- TCB(+4.41%)やMBB (+4.03%)、HDB (+1.82%)といった銀行銘柄が指数の上昇を支えた。
- その一方で、GVR (-6.94%)やPOW (-6.71%)が大きく下落した。
セクター・個別株の動き
- GVR(-6.94%)は、資産管理・使用法違反により高級幹部が起訴され、このことが投資家から不安視された。
- VHC(-2.30%)は2024年6月の業績を発表。売上高は1兆300億ドン(前年同期比+39%)と良好な結果となった。主に、副産品(同+39%)と雑収入(同+51%)の増加が寄与した。
- 外国人投資家は5930億ドンの買い越しとなった。MWG(-0.94%)、FPT(-1.57%)、VCB(+0.11%)が1銘柄あたり1,000億ドンを超える買い越しとなった。一方、MSN(-2.97%)の売り越しが目立った。
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07月17日ベトナム証券市場ニュース_JP