7月18日ベトナム証券市場ニュース
18-07-2024

7月18日: VN指数は反発 (VN-Index +0.46%)

  • VN指数は昨日の終値をわずかに上回り、本日の取引を開始させた。昨日の不安定な相場状況に加え、先物の満期日を控えていることで投資家たちは慎重姿勢となった。
  • よって前場は市場流動性が低く、基準値付近でほぼ横ばいの推移となった。
  • 後場では、FPT(-3.03%)やCTR(-2.89%)、HVN(-3.44%)など、これまで相場をけん引していた銘柄で調整圧力が高まり、市場の重しとなった。
  • しかし、銀行セクターは依然として堅調に推移し、相場全体を支えた。
  • 285銘柄が上昇、158銘柄が下落、62銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性は24.9%の大幅下落となり、19.1兆ドンとなった。

VN30指数ではFPTの下落が重しに (VN-30 +0.08)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、22銘柄が上昇し、6銘柄が下落、2銘柄が変わらずと、多くの銘柄が上昇した。
  • 銀行銘柄以外ではPLX(+5.56%)やMWG (+2.36%)、POW (+2.16%)、VRE(+2.03%)の上昇が目立った。
  • 一方で、FPT (-3.03%)は大きく下落した。

セクター・個別株の動き

  • SZC (+1.42%)の2024年第2四半期における売上高は、2,620億ドン(前年同期比-9%)と減少。しかし、利益率の上昇により、純利益は1,020億ドン(同+7%増)に増加した。結果、年間利益目標の73%の達成となった。
  • PSH (+2.31%)は、巨額な納税義務履行のため、3億4,300万米ドルの借り入れを検討していることが報道された。
  • 外国人投資家は9,670億ドンの買い越しと、2営業日連続での買い越しを記録。HDB(-0.40%)とSTB(+0.66%)に大きな買い越しが見られた一方、売り越しが多かったのはFPT(-3.03%)とMSN(-0.84%)だった。

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