7月19日: VN指数は徐々に下落 (VN-Index -0.76%)
- VN指数は昨日の取引終盤にかけた反発の動きを引き継ぎ、わずかに上昇して取引を開始させた。
- 決算シーズンが始まったことで、各銘柄間の動きに一定の方向感を感じづらくなった。これにより、相場全体は総じて横ばいの推移となった。
- ただ、全体的には売り方がやや優勢の続きとなり、相場は徐々に下落していった。
- 小売とメディアセクターを除いたすべてのセクターが下落した。
- 126銘柄が上昇、324銘柄が下落、49銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は3.1%下落し、18.5兆ドンとなった。
VN30指数は反落 (VN-30 -0.31%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、9銘柄が上昇し、21銘柄が下落した。
- TPB(+2.22%)やMBB (+2.01%)、SAB(+1.66%)などが指数下落を和らげた。
- しかし、POW(-6.34%)を筆頭に、GVR(-4.30%)やBVH(-2.66%)など多くの銘柄が下落し、それを支え切ることはできなかった。
セクター・個別株の動き
- VHM(+1.07%)は、2024年第2四半期決算結果を発表。売上高は28.2兆ドン(前年同期比-13.4%)、税引後利益は10.6兆ドン(同+11.3%)となった。ロイヤル・アイランド・プロジェクトのおかげにより前四半期比での大幅が確認され、投資家に好感された。
- FPT (-1.49%)は2024年第2四半期決算にて、売上高15.2兆ドン(前年同期比+22.1%)、税引後純利益2.3兆ドン(同+23.0%)を発表。テクノロジー部門が売上高9.6兆ドン(同+30.5%)を記録し、利益成長に大きく貢献した。
- 外国人投資家は再び売り越しに転じ、3,530億ドンの売り越しとなった。SBT(0.00%)の買い越しが顕著だったが、決算発表直後のFPT(-1.49%)やVHM(+1.07%)などを中心に売り越された。
________________________________
ディスクレイマー
このニュースは、投資の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的として作成したものではありません。投資に関する決定はご自身の判断でなされますようにお願い申し上げます。このニュースは、信頼できると考えられるFiinProという情報源に基づいて作成されていますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。このニュースは、Japan Securities Co.、 Ltd (JSI)から直接提供するという方法でのみ配布いたしております。このニュースのいかなる部分も一切の権利はJSIに帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします。
07月19日ベトナム証券市場ニュース_JP