7月24日: VN指数は押し目買いにより反発 (VN-Index +0.54%)
- VN指数は昨日までの流れのまま下落して始まった。
- 小売、金融セクターがその流れを先導するように下落し、前場の序盤はそれによって市場全体が連れ安となった。
- しかし、それ以降の取引では大幅に下落していたセクターを中心に押し目買いが入って指数を押し上げていった。化学セクターがその典型であった。
- 後場でも値を戻す動きが継続し、前日終値付近での変動は多かったものの、最終的に上昇を保ったまま取引を終えた。
- 259銘柄が上昇、177銘柄が下落、69銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は昨日とおおよそ同等の17.8兆ドンであった。
VN30指数も反発 (VN-30 +0.14%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、18銘柄が上昇し、9銘柄が下落、3銘柄が変わらずであった。
- GVR (+6.86%)がストップ高を記録し、POW (+2.72%)、SSB (+2.33%)、PLX (+2.20%)もそれに続いて顕著に上昇した。
- BVH (-2.41%), MWG (-1.76%), SSI (-2.81%)が主要下落銘柄であった。
セクター・個別株の動き
- ベトナム水産加工・輸出協会(VASEP)がエビの価格が2024年第3四半期に回復し始めるとの予想を明かしたことが好感され、CMX (+6.77%)はストップ高を記録した。
- TNG (+3.40%)は2024年第2四半期の好調な業績を明らかにした。純利益は864億ドン(前年同期比+62%)を記録した。過去2年間で最高であった。
- 外国人投資家は本日2,470億ドンの買い越しに転じた。DGC (+1.48%)、MWG (-1.76%)がよく売り越された一方で、VNM (-0.46%)、HPG (-0.36%)などは買い越しを記録した。
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07月24日ベトナム証券市場ニュース_JP