7月8日: VN指数はまちまち (VN-Index +0.04%)
- VN指数は銀行、不動産などの主要セクターの動きから乖離して始まった。
- 好調な肥料関連銘柄の上昇が寄与したおかげで指数は調子よく推移していたが、前引けにかけて売りが先行し、前営業日終値を下回った。
- 前場の値動きとは対照的に、後場は小売りセクターの回復によってマーケット全体の値動きは安定していった。
- 最終的にわずかに上昇して終了したが、明確な方向感は見られなかった。
- 243銘柄が上昇、214銘柄が下落、48銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は24.3%増加し、19.9兆ドンとなった。
VN30指数は下落(VN-30 -0.03%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、12銘柄が上昇し、17銘柄が下落、1銘柄が変わらずとなった。
- PLX (+5.80%)、GVR (+3.99%)、POW (+3.08%)、MWG (+2.13%)が大幅高であった。
- SAB (-2.76%)、VHM (-1.17%)、VIC (-2.42%)、 VRE (-2.40%)などはその一方で大きく下落した。
セクター・個別株の動き
- DXG (-4.00%) 、DXS (-6.92%)は、同社が債券発行による資金を横領したとして複数の投資家から告発された。
- ベトナムケミカルグループは、子会社の2024年6月期の大幅増益を発表した。特にDDV(+9.85%)の利益は46倍、BFC(+6.89%)は5倍になると予想されている。
- 外国人投資家は2.3兆ドンの大規模な売り越し。HDB (0.00%)が最も大きく売り越され、FPT (+0.65%) 、STB (+0.17%)が続いた。一方でFPT (+0.65%) 、STB (+0.17%)などは買い越された。
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07月08日ベトナム証券市場ニュース_JP