8月15日: 大型株が売られ下落(VN-Index -0.23%)
- 投資家の警戒感から、本日も前日終値付近で取引を開始した。
- 明日からVinfastがナスダックに上場することから、VIC(-3.5%)には利益確定が集まり、指数も下落に転じていった。
- 不動産、銀行といった主要なセクターが下落したことで相場全体の重しとなった。しかし、小型株は依然として買われていた。
- VHM(+0.8%)とVRE(+3.3%)といった銘柄が午後に入ると買われており、指数を押し上げた。しかし、相場を反転させるほどではなかった。
- 232銘柄が上昇、221銘柄が下落、78銘柄は変わらずだった。中小型株の上昇が目立った。
- 流動性は低下し、売買代金は19.2兆ドンだった。
VN30指数は午後に入り下げ幅を縮める(VN30 +0.21%)
- 大型株で構成するVN30指数は11銘柄が上昇、17銘柄が下落、2銘柄が変わらずだった。
- FPT(+1.7%)、TPB(+1.9%)、VJC(+1.7%)、VRE(+3.3%)などの上昇が相場を支えていた。
- 半面、VIC(-3.5%)が大きく下落、その他BID(-1.3%)、SSI(-1.5%)、STB(-1.3%)の下落も相場を押し下げた。
セクター・個別株の動き
- FPTは年初来7か月の業績を発表し好感された。売上は前年同期比で22.4%増の28.42兆ドン、税引き前利益は同19.5%増の5.06兆ドンとなった。また、額面10%の配当の権利付き最終日を発表したことも材料視された。
- VPG(+5.8%)はPVNのSong Hau 1石炭火力発電所への石炭の供給の競売に勝利したことから上昇した
- 外国人投資家はホーチミン市場で5,387億ドンの売り越しを続けている。VPBとVICが大きく売られた一方、CTGとHSGがわずかに買い越された。
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8月15日ベトナム証券市場ニュース_JP