8月22日: VN指数は午後に反発(VN-Index +0.06%)
- VN指数は不安定な動きとなっており、前日終値付近で取引を開始した。
- その後、不動産、素材セクターを中心に売り圧力が強まり、売りが相場全体へと広がっていった。
- 午後に入ると、再び押し目買いが入るようになり、指数は反発した。午前中の薄商いから一転して、キャッシュフロー流入が見られた。
- 前日終値付近で売りが入る場面も見られたが、最終的にはわずかな上昇で取引を終えた。
- 220銘柄が上昇、250銘柄が下落、51銘柄は変わらずと売り優勢だったが、下落銘柄数は縮小した。
- 流動性は前日比でわずかに低下し、売買代金は21.7兆ドンだった。
VN30指数も同様の動き(VN30 +0.27%)
- 大型株で構成するVN30指数は15銘柄が上昇、14銘柄は下落した。1銘柄は変わらずだった。
- 上昇をしたのは、SSB(+6.0%)、SSI(+6.4%)、MWG(+2.0%)などが挙げられる。
- 一方、VIC(-2.0%)、VCB(-1.6%)、SAB(-1.8%)などは大きく下落した。
セクター・個別株の動き
- SSI(+6.4%)、VND(+2.7%)、HCM(+2.5%)、VCI(+5.2%)といった証券株は相場をけん引。新しい証券取引システムであるKRXシステムが2023年内の稼働を期待されていることが材料視された。
- KBC(+4.7%)は監査後の利益が上振れしたことが好感された。同社の上半期の税引き前利益は2.34兆ドンから2.6兆ドンに修正された。
- 外国人投資家はホーチミン市場で7,266億ドンの大幅な売り越しだった。中でもHPGとSTBに売りが集まった。買い越しでは特に目立った銘柄はなかった。
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8月22日ベトナム証券市場ニュース_JP