8月7日ベトナム証券市場ニュース
08-08-2023

8月7日: VN指数は買い圧力とともに力強く上昇(VN-Index +1.24%)

  • VN指数は銀行、金融サービス株がけん引し、海外市場と打って変わって高く始まった。
  • またキャッシュフロー、流動性の増加と相まって、ビングループ(VIC)、ビナミルク(VNM)、ベトナム・ラバーグループ(GVR)など他の大型株にも下支えされた。
  • 後場の初めには上昇していた多くの銘柄に売り圧力が広がり、伸び悩む場面も見られたが、底値を狙った買いが入り、この日の高値で引けた。
  • 349銘柄が上昇し、129銘柄が下落、変わらずは66銘柄だった。
  • 流動性も急増し、売買代金は5兆ドンに上った。

VN30指数はVN指数をアウトパーフォーム(VN30 +1.56%)

  • 大型株で構成されるVN30指数は、27銘柄が上昇したのに対し、3銘柄が下落した。
  • ベッティンバンク(CTG)が+5.2%、サイゴン商業銀行(SSB)が4.3%、サコムバンク(STB)が3.8%、テックコムバンク(TCB)が2.2%などの上昇となった。
  • アジア商業銀行(ACB)は2.7%下落した。またベカメックス(BCM)やビンホームズなどの大型株もそれぞれ0.6%、0.2%下落した。

セクター・個別銘柄の動き

  • ロックチョイ・グループ(LTG)はインドネシアとマレーシアにコメを輸出する計画を発表したことから2.3%上昇した。輸出額は1億27百万ドル相当となる。
  • コテコン建設(CTD、-0.9%)は、ホアルーJVが最近提出した応札書類に不備が見つかり、南部ロンタイン空港建設プロジェクト(パッケージ5.10)の技術的な要件に沿っていないとされたことに異議を申し立てたことから下落した。またビグラセラ(VCG、-1.9%)、PHC(-4.6%)なども同様に下落した。
  • 外国人投資家は売り買いともに拮抗したが、ホーチミン市場で3,910億ドンを売り越した。ナムロングループ(NLG、-2.0%)、DXG(-1.3%)などが主に売られた。半面、ビナミルク(VNM、+2.6%)は買い越された。

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