8月9日： VN指数は午後に上昇幅拡大 (VN-Index +1.27%）

• 本日のVN指数は昨日に引き続き上昇して開始したものの、最近の取引量よりも比較的穏やかであった。
• 化学、金融、情報技術セクターが市場全体の上昇をけん引した。
• 指数は後場に入っても上昇を維持し、引けにかけてさらにその幅を拡大した。
• 金融、情報技術セクターは引き続き好調に推移し、小売セクターは後場に買いが大きく先行した。
• 329銘柄が上昇、86銘柄が下落、65銘柄が変わらずとなった。
• 流動性は14.8％下落し、14.2兆となった。

VN30指数が市場をけん引 (VN-30 +1.73％)

• 大型株で構成されるVN30 指数は、25銘柄が上昇、4銘柄が下落、1銘柄は変動なしであった。
• MWG (+5.13%)が指数をけん引。FPT (+4.53%)、SSI (+4.33%)がそれに続いた。
• 一方、本日はVIC (-1.44%)、VHM (-1.06%)、VRE (-0.85%)、GAS (-0.12%)の4銘柄のみが下落を記録した。

セクター・個別株の動き

• 旅行需要が高まる中で、VJC (+1.61%)は今年度終盤にエアバス社より最新の航空機A321neo ACF10機の調達を計画している。この期待は燃料効率に優れ、2050年までのガス排出ネットゼロの達成に寄与するとみられる。
• BHN (+2.63%)は15％の配当の権利落ち日を今月15日に設定したことを明らかにした。同社株式の81.79％を所有するベトナム商工省はこの配当により2840億ドンを受け取る予定である。
• 外国人投資家は580億ドンをわずかに買い越した。VJC (+1.61%)が唯一大きく売り越された一方で、FPT (+4.53%)、MWG (+5.13%)、CTG (+4.30%)が特に買い越された。

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08月09日ベトナム証券市場ニュース_JP