9月10日: VN指数は大幅続落 (VN-Index -0.99%)
- 米国市場が回復基調だったことから本日のVN指数も上昇して寄り付いた。しかし、台風11号(ヤギ)の甚大な被害の状況が明らかになってきたことで投資家のセンチメントは悪化、前日終値を下回り始めた。
- 食品・飲料セクターが相場の押し上げを試みたものの、不動産と金融セクターの下落が足を引っ張った。
- ベトナム政府が北部地域に洪水注意報を発令し、それが経済に悪影響を及ぼすことが予想され後場には売り圧力が一段と強くなった。
- 銀行、不動産、金融、素材セクターが大幅に下落。指数に大きく影響した。
- 94銘柄が上昇、320銘柄が下落、64銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は上昇し、33.3%減の15.6兆ドンとなった。
VN30指数も足並みそろえて下落 (VN-30 -1.00%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、5銘柄が上昇、24銘柄が下落、1銘柄が変わらずだった。
- 下落銘柄ではSSB (-6.08%)、VRE (-4.48%)が顕著であった。
- 一方でVJC (+1.17%)、TPB (+1.14%)の2銘柄が1%超えの上昇を見せた。
セクター・個別株の動き
- 台風の影響で被害が及んだ210ヶ所以上の損害においてPVI (-2.38%)は現時点で総額3200億ドンの保証を行っている。
- 新たに発表されたiPhone16の販売期待から、電化製品小売のMWG (+0.44%)、FRT (-0.55%)、DGW (-0.16%)は比較的堅調に推移した。
- 外国人投資家は3820億ドンの売り越し。MSN (-0.27%)、FPT (-0.99%)が集中して売り越された一方で、VHM (-0.47%)、VNM (+0.13%)は買い越された。
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09月10日ベトナム証券市場ニュース_JP