9月11日:VN指数は利益確定で下落(VN-Index -1.44%)
- バイデン大統領の訪越から、今後のベトナム経済へのポジティブな見方が広がり、指数は上昇して始まった。
- しかし、直近の上昇から売りが出やすい環境となっており、徐々に売り方優勢の動きとなった。
- 売りは幅広い銘柄に広がり、多くの銘柄が下落。一方、SAB(+4.3%)、VIC(+0.0%)、その他小型の水産加工、小売が上昇して指数をサポートしていた。
- 午後に入り、押し目買いがみられる場面もあったが、最終的には売りが優勢となり、大きく下落して取引を終えた。
- 85銘柄のみが上昇、446銘柄が下落、39銘柄が変わらずと売り優勢だった。
- 流動性は増加し、売買代金は前営業日から22.5%増の32.1兆ドンだった。
VN30 指数も大きく下落(VN30 -1.48%)
- 大型株で構成するVN30 指数は、3銘柄が上昇、26銘柄が下落、変わらずは1銘柄と売り優勢だった。
- 多くの銘柄が大きく下落したが、GVR(-4.2%)、VRE(-3.0%)、SHB(-3.1%)、VHM(-2.8%)、STB(-2.8%)といった銘柄が下げを主導した。
- 一方、SABとPLX(+1.1%)は大きく上昇していた。
セクター・個別株の動き
- 低需要のため、19か月連続で国内の鉄鋼価格が下落したという報道を受けて、HPG(-2.6%)、HSG(-3.2%)、NKG(-3.9%)などの鉄鋼関連株が下落した。
- DXS(-6.7%)は大幅安。親会社のDXGが100万株を売却した。
- 外国人はホーチミン市場で1兆ドン以上を売り越した。HPGとSSIが売られた。一方、DGCとPDRにはわずかに買いが集まっていた。
_________________________________
ディスクレイマー
このニュースは、投資の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的として作成したものではありません。投資に関する決定はご自身の判断でなされますようにお願い申し上げます。このニュースは、信頼できると考えられるFiinProという情報源に基づいて作成されていますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。このニュースは、Japan Securities Co.、 Ltd (JSI)から直接提供するという方法でのみ配布いたしております。このニュースのいかなる部分も一切の権利はJSIに帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします。
9月11日ベトナム証券市場ニュース_JP