9月20日: VN指数は辛うじてプラス (VN-Index +0.06%)
- 米国を中心とした世界的な株高はベトナム株式市場にも波及し、VN指数は上昇して取引を開始。その後すぐ、前日比+0.5%程度の水準まで達した。
- 特に大型株の動きが強く、市場全体の上昇のけん引役となった。
- しかし、心理的な節目となる1,280ptを上回った後、指数は徐々に下落。また、引け間近には大きな売りも見られ、最終的な前日比での上昇幅は限定的となった。
- セクター別では、石油ガスや素材が大きく上昇した一方、不動産が最も下落した。
- 224銘柄が上昇、185銘柄が下落、64銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は大きく増し、53.5%増の21.8兆ドンとなった。
VN30指数がけん引役に (VN-30 +0.58%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、16銘柄が上昇、11銘柄が下落、3銘柄が変わらずだった。
- ACB(+3.43%)の上昇が顕著だったほか、SAB(+1.59%)やHPG(+1.58%)がけん引役となった。
- VIC(-1.40%)のみ、1%超の下落となった。
セクター・個別株の動き
- PVD(+5.05%)やPVS(+2.97%)は、ブロックBオモンプロジェクトが正式に建設開始となったことが報じられ、好調な推移となった。
- LPB(+1.63%)は9月22日に開催予定の臨時株主総会に関し、追加情報を発表。同社は、FPT(+0.07%)の定款資本の5%の株式を取得する計画。
- 外国人投資家は3,490億ドンの売り越しとなった。大きく買い越されたのはSSI(0.00%)やTCB(+1.51%)。大きく売り越されたのはVHM(-0.91%)、VIX(-1.32%)、VNM(-0.82%)など。
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09月20日ベトナム証券市場ニュース_JP