9月30日: VN指数は投資家心理が悪化し小幅安 (VN-Index -0.23%)
- 先週の取引では1300ポイントを上回ることができず、本日もVN指数は前営業日終値を下回って開始した。
- 市場心理は悪化した。銀行や不動産などの主要セクターの方向感はまちまちであったが、総じて資金流入は少なかった。
- そのような相場の中で指数は一日の大半を前営業日終値の下で推移した。
- その一方で一定数の買いは継続しており、下落幅を拡大させることなく小幅安となった。
- 153銘柄が上昇、241銘柄が下落、70銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は大幅に低下し、24.2%減の26.3兆ドンとなった。
VN30指数は横ばいで推移 (VN-30 -0.00%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、8銘柄が上昇、19銘柄が下落、3銘柄が変わらずとなった。
- VHM (-1.38%)、VIC (-1.18%)、VRE (-1.55%)、VNM (-1.27%)、BCM (-1.54%)などが下落。指数を大きく引き下げた。
- 一方でHPG (+1.15%)、TPB (+1.78%)、VPB (+1.77%)が下支えした。
セクター・個別株の動き
- VGT (+3.55%)はバングラデシュの情勢不安によるベトナムへの移行により、2024年9月までの売上は13.03兆ドン(前年同期比+1%)、税引き前利益は4,900億ドン(同70%)となった。
- NVL (-4.33%)は監査済みであった2024年上期の業績を下方修正した。同社は3,450億ドンの純利益を記録していたが、7.2兆ドンの純損益に修正された。
- 外国人投資家は4,870億ドンの売り越しであった。HPG (+1.15%)、STB (-0.74%)が主要な売り越し銘柄だった一方、買い越しが顕著であった銘柄は特にみられなかった。
________________________________
ディスクレイマー
このニュースは、投資の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的として作成したものではありません。投資に関する決定はご自身の判断でなされますようにお願い申し上げます。このニュースは、信頼できると考えられるFiinProという情報源に基づいて作成されていますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。このニュースは、Japan Securities Co.、 Ltd (JSI)から直接提供するという方法でのみ配布いたしております。このニュースのいかなる部分も一切の権利はJSIに帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします。
09月30日ベトナム証券市場ニュース_JP