9月4日ベトナム証券市場ニュース
04-09-2024

9月4日: VN指数は反落 (VN-Index -0.63%)

  • 昨夜発表された米経済指標が嫌気され、各国市場が下落していることから本日のVN指数も連れ安となって寄り付いた。しかしベトナム国内の8月PMIが好調であったため、下落は軽微に抑えられた。
  • 銀行、金融、素材セクターの下落が足を大きく引っ張った。
  • 後場では徐々に買いが優勢となり下落幅を縮小させる展開となった。
  • 不動産、建築・資材セクターが後場の相場をけん引した。
  • 117銘柄が上昇、313銘柄が下落、49銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性は上昇し、16.3%増の15.7兆ドンとなった。

VN30指数は相場の重石に (VN-30 -1.04)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、6銘柄が上昇、23銘柄が下落、1銘柄が変わらずだった。
  • VRE (+2.60%)と VHM (+2.41%)の上昇が顕著であった。
  • SSB (-3.65%)、PLX (-3.29%)、VPB (-2.37%)などの下落が大きく影響した。

セクター・個別株の動き

  • MSN (-1.57%)は浮動株の7.1%相当のウィンコマース株をSKグループより2億ドルで買い戻すことを明らかにした。一方でSKグループは最長5年間のプットオプションの行使を通じて、マサングループへの長期投資を継続することを表明している。
  • FMC (-0.10%)が2024年8月の業績が好調であったと発表した。売上は3038万ドルと前年同月比で+35.7%であった。新規法人契約の締結が寄与した。
  • 外国人投資家は7660億ドンの売り越し。買いは複数銘柄に分散した一方、DGC (+1.32%)、HPG (-0.98%)、VPB (-2.37%)の売り越しはそれぞれ1000億ドンを超えた。

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